転換発作と先生への思い

閉院ショックとテレワーク

こんにちは。Xあらため、名前を「じゅん」に変更しておきました。
これからは、自分の名前で、やっていけたらいいかなって思っています。
誰でもないXから、私である「じゅん」へ。

私の通う病院が8月に閉院することになりました。
それを知った時ショックのあまり3日間泣き続け、3日目に大号泣し、その後は気持ちも落ち着いてきて、今は長年お世話になってきた先生との別れについて冷静に考えられるようになってきました。

でも、どうしても寂しいです。寂しい気持ちは消せなくて、いや、消えさせたりはしたくなくて。
大切な人との別れは普通に寂しい。もう会えなくなるんだって思うと、寂しくて寂しくてとてもつらいです。

そして、コロナにより、夫が4月の緊急事態宣言よりテレワークを開始しました。
夫は、夫婦の寝室を仕事部屋に変え、自室にしてしまい、寝室は別なのはおろか、仕事が終わっても部屋から出てこなくなり、私の相手をしなくなりました。
それがまたすごく寂しい。

そばにいて欲しい人がそばに居ない、ずっと診てくれると思っていた人が居なくなる。

私は寂しさでいっぱいでした。

転換発作

次第に、奇妙な症状が出始めました。
不意に体から力が抜けて、だるくて重くて。

私は双極性障害でもあるので、鬱にでもなったのかと思いました。鬱のときの体の怠さににていたので。
でも、数時間経てば、体は元通りになります。

鬱でそうなっているのか、解離の症状でそうなっているのかわからず、先生に尋ねました。

先生の回答としては、解離性(転換性)障害の転換の症状が出ている、ということでした。
心の症状が体に転換されるので、転換性障害らしいのですが、その症状が出ていました。

その日、また突然体が重くだるくなり、しんどくなってしまった私は、辛くて泣いてしまいました。
辛くて、夫にそばにいてほしかった。
けれども夫にお願いしても、そばにいてくれず、私から逃げてばかりでした。

そして、発作が起きました。

全身が全く動かなくなる全身麻痺の状態になりました。意識はあります。でも声は出ません。
夫に揺さぶられても反応できなくて。
結局何時間か後に最終的に動けるようにはなりましたが、突然のことだったので驚きました。

以前にも、全身麻痺の症状は出たことがありましたが、いっときのことで、もう出ないと勝手に思っていました。

転換の発作であることはすぐに分かりました。
夫もわかっていました。

ただ、その後も、転換の症状が出るたび、夫は何か飲める薬はないの?と聞いてきて、私は困ってしまいました。
解離や転換には薬がありませんから、飲めと言われても、飲んだところで良くなりません。

困った私は、先生に転換の説明をしてもらおうと、夫同行で診察へ行ってきました。

診察

診察では、先生がやめてしまう不安、新しい先生への不安、夫と一生このままじゃないかっていう不安を抱えていること、先生がいなくなる寂しさと夫がテレワークで寂しいって言うことを訴えました。

先生は、私が、先生がやめてしまうのは決まったことで仕方ない、夫が自室にこもってしまうのもテレワークだから仕方ない、と頭で、心を無理やり納得させ、抑えつけていると指摘しました。
それが転換の症状になって出ているといいました。

転換の説明を夫にしてほしいとお願いし、夫に説明してもらいました。

先生は、私が、今不安と寂しさを抱えています、と言ってくれました。

以前は心の症状として、健忘や人格交代として出ていたけれど、今は転換といって体に症状を転換させている、と説明をしてくれました。

私は感情を表にあまり出さないのですが、家族にはまだ感情を出している方だと。だから、家族としては、私の感情を受け止めてほしいです、とおっしゃってくださいました。

最後に、すみません、僕の都合でこんなことになってしまって、と言ってくださいました。

その言葉が、なんだか、私の先生が居なくなっちゃうのは寂しいんだよっていう気持ちを受け止めてくれたような気がしました。

その後

先生の説明を受けた夫は、寂しくさせてごめんねって謝ってくれました。
それからは、しきりに、私に寂しくない?寂しくない?と聞いてくれるようになりました。

私は、先生に転換の説明をしてほしかっただけなのですが、先生は夫に私の感情を受け止めるように、とアドバイスしてくれたおかげで、夫は豹変しました。

私の寂しさや不安は少し軽くなりました。

感情を表現するように、と言われてしまったので、夫は私の考えていることを聞き出そうとするようにもなりました。
私は、私の感情がよくわからなかったり、わかるのが数日後だったりと、感情に鈍くて、まだうまく答えられなくて、苦労していますが、少しずつ言葉に出すように頑張っています。

毎日のように転換の症状が出ていましたが、それ以来、症状が軽くなり、あんなに重かった体も今は軽いです。
寝たきりでしか過ごせなかったのに、座ってパソコンを触ることが出来ます。

たった一言の言葉で、全てを動かせてしまうような先生と別れるのはやはり寂しいです。
ずっと信頼して、頼っていました。
命を救われたこともあります。

私は、治りが悪く、ずっと具合が良くなったり悪くなったりを繰り返していました。しかも、双極性障害だけじゃなく、解離性障害に思いがけずなってしまいました。
できの悪い患者です。軽快し先生の元を巣立っていけるような患者になりたかったです。
でも去っていくのは先生の方でした。

先生の手助けなくして生きていくのは私には難しくて、私は生きるのに向いていないんだなって思ってます。
こんな生きるのが下手な人間を、新しい先生がまたちゃんと導いてくれるか心配です。

先生の元から卒業はできなかったけれど、心のなかで、先生を卒業して、また新しい先生と、闘病の人生を送っていこうと思っています。

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